現代美術は、よくわからない、と敬遠する声も聞きます。
しかし、そこには、古典作品にはない魅力をみつけることができるのです。
現代美術史を理解して臨む。
あるいは予備知識や既成観念なしに自分の直感でまずは受け止め、その後その作品の背景を勉強する。
など、美術鑑賞にはいろいろなスタイルがあるかもしれません。
現代美術を理解するための幾つかのキーワードとその代表的な作品をチェックしてみましょう。
●キュビズム・・・グリス「ピエロ」(1919)など。
●シュルレアリスム・・・タンギー「日の遅さ」(1937)など。
●フォーヴィズム・・・マルケ「マンギャンのアトリエで制作するマチス」(1905)、ドラン「セーヌ河畔」(1904)、そのほかマチス、ルオー、ブルマンクなど。
●抽象表現主義・・・ボロック「絵画」(1948)、ゴーギー、デクーニン、ホフマン、など。
●表現主義・・・カンディンスキー「塔のある風景」(1908)、ココシュカ、スーティン、マルク、など。
●アンフォルメル・・・スーラージュ「絵画」(1956)、マチュー、ヴォルス、ディビュフェ、など。
●ダダイズム・・・ピカビア、アルプ、デュシャン、シュヴィッタース、など。
パリのポンピドゥー・センターの4階と5階(フランス語では、3階と4階に当たります)には、主に20世紀の芸術を紹介する「国立近代美術館」があります。
ルーヴル美術館、オルセー美術館は古典と近代を、そして現代美術を担当するのが、このポンピドゥー・センターの国立近代美術館です。