古代オリエントに始まり、古代エジプト、ギリシャ、ローマの時代を経て、美術史はルネサンスの時代へと入ります。
●ルネサンス
古代ギリシャ・ローマ文化の再生の時代様式を「ルネサンス」と呼びます。
14世紀イタリアにはじまり、16世紀まで続きました。調和と統一、安定感、自然らしさを特徴とします。
ルーヴル美術館所蔵作品としては、レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」はあまりにも有名です。また、ラファエロの「美しき庭師の聖母」も必見です。
この時代の絵画の特徴は、遠近法にあります。
遠近法の発達によって、絵画に奥行きと広がりが生まれたのです。
●フランドル絵画
ルーヴル美術館の傑作中の傑作と呼ばれている作品、それが、ファン・アイクの「ニコラ・ロランの聖母子」です。
15世紀のフランドル絵画時代の作品です。
15世紀に、油絵の技法が発見され、発達したのが、フランドルにおいてです。
その油絵技法によってはじめて、細部にわたる緻密な表現や写実性、つややかな画面が可能になったといわれます。そしてこれが「フランドル絵画」の特徴となっています。
ファン・アイクの「ニコラ・ロランの聖母子」の他、マッサイスの「金貸しとその妻」も非常に有名な「傑作中の傑作」でしょう。